2019年 01月 21日
ホワイトニング
皆さんこんにちは
お久しぶりのブログ更新になってしまいすみません
ホワイトニングが大盛況なので、症例をご紹介致します
▼施術前
A3.5→A2
明度が3ランクアップしました
当院のホワイトニングは一度でも確かな効果が実感できますが、
継続していただければさらに効果を実感していただけます( *ˊᵕˋ ) ⁾⁾
ホワイトニング以外にも口腔内クリーニングから根管治療、補綴処置、
更には保険診療で虫歯治療なども行っております
まずはお気軽に口腔内審査・ご相談にいらしてください(◍´ꇴ`◍)
2018年 08月 21日
歯を支えている周りの組織
皆さんこんにちは(>ω<)
今日は歯を支えている周りの組織について学びましょう
まずはセメント質
象牙質の表面を覆っています(。☌ᴗ☌。)
歯根膜と歯をつなぎとめる役割です
象牙質は
歯の大部分を占めているところです( 'ω' )
エナメル質に比べてかなり柔らかいです。
刺激が加わると痛みを感じます
ビッカース硬さ:70程度
歯髄は
歯の神経があるところです(๑´0`๑)
虫歯が大きくなって歯髄にまで虫歯が到達すると激痛を感じます
歯根膜
歯と歯槽骨とをつなぐ役割をしていますo(・ω・。)
歯が顎の骨に植わっているのに動くには歯根膜があるおかげです!
骨と骨がくっついているだけでは動かないですよね(。ŏ_ŏ。)
硬いものを噛んでグキってなってしまい、
いわゆる捻挫を起こしたときに痛くなっているのはここです
歯槽骨
歯を支えている骨です('ω'*)
歯周病になるとここが溶けて歯がぐらぐらしてきます
歯肉
いわゆる歯ぐきです(◍•ᴗ•◍)
正式名称が歯肉(しにく)です
歯ブラシで磨き残しがあると、ここに炎症がおこり腫れてきます
先日はエナメル質について詳しくご紹介しましたが、
歯はいろんな組織からできていることが分かりますね!
どの組織も大切な役割を担っています(๑•̀ω•́๑)
定期的に健診をしてその組織たちを守っていくことが大切です٩꒰。•◡•。꒱۶
2018年 08月 08日
歯科医療に関する生活者調査
みなさんこんにちは
公益社団法人日本歯科医師会は、全国の10~70歳代男女を対象に、
2018 年4月20日(金)~4 月21 日(土)まで、
「歯科医療に関する一般生活者意識調査」を実施したそうですʕ•ᴥ•ʔ
こちらの調査は、「歯科医療に対する国民の認知度・理解度向上」および
「歯科医師や診療に対する評価・ イメージの向上」に向け、日本歯科医師会が
2005 年からほぼ隔年に実施しているもので、今回で7回目になるとのこと。。
そこで以下のような実態が浮き彫りになりました
① 日本人の歯科健診意識
物事を「先に片付けるほう」(73.4%)が主流の日本人。
一方、歯科健診は「先延ばしするほう」(52.7%)が過半数に。
先送りしがちな歯科健診だが、4人に3人は「もっと早くから健診や治療をしておけばよかった」(75.7%)と後悔。
②日本人の歯の健康状態
自身の歯や口の中の健康状態、6割近くが「健康だと思わない」(57.2%)。
先延ばし派では67.4%が「健康だと思わない」。
約半数が、ここ1~2年の間に歯のトラブルにより「生活に支障がある」(51.4%)と回答。
歯や口の中が「健康だと思わない」が最多の50代(63.0%)は、歯のトラブルで生活に支障をきたす人も最多(56.5%)
定期的に歯のチェックを受ける予防実践者は約3割。受診頻度は3ヵ月~半年に1回以上。
日本人の3割が「定期的な歯のチェック」(31.3%)を受ける予防実践者。
歯の定期チェックの頻度は「3ヵ月~半年に1回」(66.7%)が多く、定期チェックを受ける理由は「受けると安心」だから。
歯の定期チェックを受けている人は、歯の健康を自負する割合が62.4%と平均(42.8%)より20ポイントも高い。
③「かかりつけ歯科医」の状況
かかりつけ歯科医が「いる」のは全体の63.0%。
歯の定期チェックを受けている人では84.9%と全体より20ポイント以上多い。
若い世代は半数程度だが、年代とともにかかりつけ歯科医のいる人の割合も高くなり、70代では8割まで増えている。
④ 歯科医師・歯科医院満足度
歯科医師・歯科医院への満足度は平均73.1%。
定期チェック受診者では85.3%と満足度が高め。
満足している二大理由は、「治療が丁寧で上手」、「治療前に治療方法をわかりやすく説明してくれること」。
歯医者さんへの三大要望は、「自分の歯をできるだけ残す」、「高い治療技術」、
「治療に対する自分の希望を聞いてくれること」。
かかりつけ歯科医がいる人は「これまでの治療経験を把握し対応」、
「今後も継続的に診てもらえる」など、生涯パートナーニーズも。
15歳~79歳の男女10,000人で調査したそうですが、
3割が定期チェックを実施する中で、日本人の4人に3人が
「もっと早くいけばよかった…」と後悔をしているそう
定期的に健診を受診して歯の健康を目指しましょう(*´ω`*)
2018年 07月 28日
八重歯を作りたい
皆さんこんにちは
本日は八重歯を作りたいという患者さんです
こんな感じの口の中…٩(•̤̀ᵕ•̤́๑)
なおしてほしいというのは、
樹脂にて八重歯を作っていきました(灬╹ω╹灬)
元の歯は全く削っていません٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
片方だけの八重歯が良いのですって
色や形に大満足してくれていました
2018年 07月 26日
歯についてお勉強
皆さんこんにちはʕ•ᴥ•ʔ
今日は歯について勉強しましょう
エナメル質、象牙質、歯髄という三層構造になっています
そのなかから、今日はエナメル質について学びましょう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
エナメル質は人間の体で最も硬い組織です
エナメル質があるから歯は硬いのです…!
硬さを10段階で表したモース硬度というのがありますので参考までに…
(数字が大きくなるにつれ硬くなります)
モース硬度1:チョーク
モース硬度2:岩塩、純金
モース硬度3:珊瑚
モース硬度4:鉄、真珠
モース硬度5:ガラス
モース硬度6:オパール
モース硬度7:人間の歯(エナメル質)、水晶
モース硬度8:エメラルド
モース硬度9:ルビー、サファイヤ
モース硬度10:ダイヤモンド
鉄やガラスよりもはるかに硬いのは意外ですよね
硬さを表す表現にビッカース硬さという値もあります(◍•ᴗ•◍)
エナメル質のビッカース硬さ:400程度
象牙質のビッカース硬さ:70程度
そこで、大事なのは硬いエナメル質は何が良いのかという事…
食べることに有利なのは当たり前ですが、
虫歯への抵抗性も強いのです
なぜかというと、そもそもの虫歯は
ミュータンス菌と呼ばれる細菌などによって虫歯になるのですが、
口腔内に常在しているミュータンス菌は、人が糖分の摂取をおこなうことで、
それを原料として粘着性で非水溶性(水に溶けない)であるグルカンという物質を形成し、
虫歯誘発性のプラーク(歯垢・しこう)として歯面に付着増殖します(。・ω・。)
つぎにこのプラーク中にてミュータンス菌は糖発酵(糖代謝)を行い、乳酸などの酸を産生します
産生された酸はプラーク内に長時間保たれることで、
歯は酸による脱灰反応を受け破壊され虫歯になっていきます (๑•﹏•)
この時関与してくるのが酸への抵抗を表す臨界pH
エナメル質の臨界pHは5.5~5.7と少し酸性側に傾いています
一方、象牙質はpH 6.0~6.7となっており、
乳歯エナメル質と同等かそれ以上の中性に近いところで脱灰します٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
要するに、酸に対する耐性がエナメル質の方が高く、
細菌が酸を出しても抵抗する力はエナメル質の方があるという事
エナメル質なら青線より下の部分になった時に歯が溶け、
象牙質なら赤線よりも下の部分になった時に歯が溶けます
エナメル質の大事さがわかってもらえましたか(・∪・)??
ですので、エナメル質を削るという外科的な介入は、
虫歯の進行を停止させることのできない時や、
機能的・審美的な要望がある時に限るべきでしょう